ガッチマンからガッチマンVへ！前世と中の人を公表した理由と影響は？

ゲーム実況者として長年活動してきたガッチマンさんが、2020年5月7日、「ガッチマンV」としてVTuberデビュー。

しかもこの転身は、前世や中の人を隠す形ではなく、あえて公表したまま進んでいくという、少し珍しいスタイル。

そう聞くと、「なぜVTuberになる必要があったのか？」と気になってきますよね。

すでに高い知名度と信頼を築いていた実況者が、それでも“ガッチマンV”という形を選んだ理由。

そこには、活動を続けていくための現実的で納得感のある背景がありました。

この記事では、ガッチマンからガッチマンVへと至った背景を整理しながら、前世と中の人を公表した理由、そしてその影響について見ていきます。

この記事を読めば、ガッチマンVさんがなぜこの形を選んだのかが分かり、配信の見え方も少し変わってくるはずです！

まずは、ガッチマンさんがどんな実況者なのか、簡単に振り返っていきましょう。

ガッチマンVの前世ガッチマンとは？

ガッチマンVさんの前世であるガッチマンさんは、ホラーゲームを中心に解説実況するゲーム実況者です。

名前	ガッチマン
誕生日	6月6日
年齢	非公開
身長	176㎝
体重	55㎏
活動内容	ニコニコ動画を経て、今はYouTubeでホラーゲームを中心にゲーム実況動画を投稿
活動期間	2009年4月18日~

活動開始は2009年4月18日。

ニコニコ動画からYouTubeへと場を移しながら、ホラーゲームの解説実況を軸に活動してきた大ベテランの配信者です。

ギャグを交えつつ淡々と進める語り口が特徴で、「ホラーが苦手でも見られる」「安心して楽しめる」といった声も多く聞かれます。

▼ガッチマンさんのホラゲ配信

現在は「VTuberガッチマンV」として活動していますが、X（旧Twitter）アカウントは、そのまま前世であるガッチマンさんのものを使用しています。

こうした経緯を見ると、ガッチマンVさんは何かを一から作り直した存在というより、すでに確立されていた実況者が形を広げたケースと考えるほうが自然かもしれません。

だからこそ、「なぜVTuberになったのか」「なぜ前世を隠さなかったのか」という点が、より気になってくるところです。

ガッチマンVの前世（中の人）を公表した理由は？

前世（中の人）を公表した理由について、本人がはっきりと語っているわけではありませんが、発言や活動から、いくつかの背景が浮かび上がってきます。

ここでは、その中でも考えられそうな3つの視点を整理してみます。

前世を公表した理由

理由①既存の人気と信頼の活用

ガッチマンVさんが前世を公表した背景には、すでに実況者として信頼を積み重ねてきたことが影響していそうです。

ガッチマンさんは、長い活動歴を持つゲーム実況者で、YouTubeのチャンネル登録者数も200万人を超える人気ぶり。

実況者としての知名度や安心感は、すでに多くの人に共有されていました。

そうした土台があったからこそ、その人気や信頼を引き継ぐ形でVTuberとして活動するという選択肢も自然に浮かんだのかもしれません。

またインタビューでは、「企業案件や大きなコラボの場面では、企業間の信頼も必要になる」といった発言も見られます。

前世を公表したまま活動することは、これまで築いてきた評価を無理に切り離さず、そのまま活かしていく判断だったとも考えられるところです。

▼インタビュー記事

理由②親近感の向上

前世を公表した理由のひとつとして、既存のリスナーが「同じ人」として親しみやすい点も挙げられそうです。

ガッチマンVさん自身、VTuberになった感想として「ゲームが主役のゲーム実況とは違い、VTuberのガッチマンVは普段通りの自分」と語っています。

つまり、ゲーム主体ではなくVTuberとして活動することで、自分自身を前に出しやすくなった、ということなのでしょう。

実際、ファンアートを描いてもらえることを喜んだり、ホラーゲーム実況でも自然体なトークができたりと、そうした姿はファンからも好評のようです。

またコラボ配信内では、「VTuberになってファンとの距離感が近くなった」と、活動を振り返る場面もありました。

インタビューでも「VTuberになって改めてゲーム実況を楽しんでいる」と語っており、自由に個性を出せる環境を、前向きに受け止めている様子がうかがえます。

既存のファンとの距離を保ったまま、これまでとは少し違った一面を見せられることも、前世を公表したまま活動する形と相性がよかったのかもしれません。

理由③活動の多様性

前世を公表した理由として、活動の幅を広げやすかった点も挙げられそうです。

前世であるガッチマンさんは、ホラーゲームを中心とした解説実況というスタイルがすでに確立。

その一方で、VTuberとしてのガッチマンVでは、雑談配信や歌動画、他のVTuberやクリエイターとのコラボなど、これまでとは少し違った活動にも取り組んでいます。

前世を公表したまま活動することで、メインの実況スタイルを無理に変えず、別の形で自分を表現できる場を持つ。

その両立が見えやすかった点は、前世を隠さないスタイルと相性がよかったとも考えられます。

前世を公表したまま活動するという選択は、信頼や距離感を保ちながら、新しい表現にも挑戦しやすい形だったのかもしれません。

ガッチマンVの中の人の顔バレ

ガッチマンVさんの中の人は、VTuberとして活動する以前、顔出しで配信を行っていたことがあります。

前世であるガッチマンさんは、配信やイベント出演などでは、実写で姿を見せていました。

当時は、「知的」「落ち着いている感じ」「イケオジ」といった声も多く、リスナーからも好印象だったようです！

いやだってさー！本当に生ガッチマンがイケメンで優しいパパンだったんだもん！！！

— ? s.o ¿ (@Ky1_5uz) January 16, 2018

ただ、家族構成や生活環境が変わったこともあって、顔出しでの活動は少しずつ控えるように。

その流れでアバターを使った配信へと移行し、今はVTuberとしての形に落ち着いています。

それでも、声や話し方、配信での立ち振る舞いから伝わる人柄は健在！

顔バレに注目が集まりがちですが、今はVTuberとしての表現を大切にしている——そんなふうに見ていくのが自然かもしれません。

ガッチマンVの中の人の年齢は何歳？

ガッチマンVさんの中の人の年齢は47歳ではないかと見られています。（2025年時点）

前世であるガッチマンさんは、過去のやり取りの中で昭和53年（1978年）生まれであることを明かしています。

この情報をもとにすると、2025年時点で47歳になる計算です。

@taro_ten 昭和53年生まれどす

— ガッチマン (@Gatchman666) November 8, 2011

あくまで、過去の発言をもとにした推測になりますが、落ち着いた話し方や配信の雰囲気からも、年齢を重ねた安心感が伝わってきますよね！

ガッチマンVのプロフィール

ガッチマンVさんは、落ち着いた語り口と安心感のある雰囲気が魅力の個人勢VTuberです。

名前	ガッチマンV（がっちまんぶい）
誕生日	6月6日
年齢	非公開
身長	176㎝
体重	67.4㎏（2025年1月7日時点）
活動内容	ホラーゲームを中心にゲーム実況、雑談、歌動画、コラボ配信など
活動期間	2020年5月7日~

ガッチマンVさんの配信には、つい長く居座ってしまうような心地よさがあります。

落ち着いた語り口と穏やかな空気感が特徴で、ホラーゲーム実況が中心でも、身構えずに楽しめるのが魅力！

作業のお供に流している、という人も多いようです（笑）

VTuberとしての配信では、ゲームを進めながらの何気ない一言や間の取り方から、人柄が自然と伝わってくるタイプ。

雑談配信では肩の力が抜けた会話が続き、「ここ、居心地いいな」と思わせてくれる雰囲気があります。

コラボ配信では、場をまとめる安心感を見せつつ、ときどき意外な一面をのぞかせることも。

歌動画や企画配信などにも挑戦していて、配信ごとに少し違った表情が楽しめるのもポイントです！

派手さよりも、じわっとクセになる面白さ。

そんな配信スタイルだからこそ、気づけば次の配信も待ちたくなってしまうのかもしれません。

ガッチマンVのママ（イラストレーター・絵師）

ガッチマンVさんのメインのママ（イラストレーター・絵師）は、モゲラッタさんです。

でも実は、VTuberデビュー当初、寿司いくらさんがママを担当していました。

初期モデルは忍者モチーフのデザインでしたが、コンセプト面での配慮もあり、デビュー翌月にはモデルチェンジが行われています。

▼初期モデル

ちなみに前世であるガッチマンさんのアイコンは、「忍者めし」をモチーフにしていたそうですよ！

その後、新たな3Dモデルを手がけたのが、モゲラッタさん。

たびたび衣装チェンジを行っており、モデルの変遷もファンの間で楽しまれています。

モゲラッタさんとガッチマンVさんの中の人のガッチマンさんは昔からの知り合いだそうで、ガッチマンさんは親し気に「もげさん」と呼んでいるようですよ！

ガッチさんのVの方のメインイラスト描かせていただきました〜！！どんどんぱふぱふ！👏🏼 https://t.co/RLKvA9Q6OX

— モゲラッタ (@mogelatte) June 18, 2020

画像の位置	公開日	ママ	特徴
左上	2020年6月18日	モゲラッタ	初めてのモデルチェンジ
右上	2021年12月11日	モゲラッタ	ヒーロー仕様、男性に人気
左下	2022年8月27日	TCB	VTuberとのコラボ対応、女性に人気
右下	2023年11月25日	モゲラッタ	闇落ちがテーマの軍服衣装

まとめ

今回は、ガッチマンからガッチマンVへと至った経緯や、前世（中の人）を公表した理由、そして活動の広がりについて整理してきました。

ポイント

前世の実績を活かしながら、自分に合った形でVTuberとして活動を広げてきたガッチマンVさん。

無理にキャラを作らず、自然体のまま続いている配信スタイルも魅力のひとつです。

これからの活動にも、引き続き注目していきたいですね！